当社は、鉱物処理分野における選鉱技術のシステムソリューションのリーディングプロバイダーとして、選鉱システムの重要なコア装置であるHPGR、超精密乾式分級スクリーン、乾式磁選機、鉱山向け新型選鉱機など、選鉱システムの基幹装置を提供するとともに、選鉱システムの包括的なリューションをご用意しています。
鉄鉱石、非鉄金属、ペレット供給粉砕、ペブル、金鉱石など、様々な鉱石に対応するシステムソリューションを提供しており、これらのシステムソリューションは、これまで最も厳しい操業条件の中で時の試練に耐えてきました。同時に、実証済みのソリューションをさらに向上させ、変化する需要に対応するため、新技術の研究開発への投資を継続します。
HPGRは従来の三次破砕機に代わるもので、原料のボールミルへの投入やボールミルの鋼材消費量を削減し、ボールミルの効率を大幅に向上させます。特に低品位鉄鉱石については、ボールミル前に事前分離を行うことで、ボールミル前の鉱石品位を向上させるとともに、対象となる大量の尾鉱を事前に廃棄します。「より多く破砕し、より少なく粉砕し、できるだけ早く廃棄する」という粉砕コンセプトを実現しました。
HPGRには以下の3つのプロセスがあります。
- 1パス開回路
- サイド原料循環
- 閉回路スクリーニング
鉄鉱石は現在、「閉回路スクリーニング+事前磁選」プロセスが主流です。お客様の様々なシーン(原料水分の違いなど)に応じて、以下のものをご用意しております。
- 乾式スクリーニング+乾式磁選
- 乾式スクリーニング+湿式磁選
- 湿式スクリーニング+湿式磁選
※LEEJUNには上記プロセスシステムに関する大型プロジェクトの適用事例があります

HPGRは従来のボールミルに代わるものであり、ペレット化前のペレット工場で鉄精鉱の湿式粉砕に使用され、鉄精鉱の比表面積を効果的に増加させ、表面活性のアップ、ベントナイト消費量の大幅削減、ペレット強度とペレット化率の向上を実現しています。これは、ペレット化プラントの標準的な構成となっています
以下の2つのプロセスがあります。
- 1パス開回路
- サイド原料循環

SAG/AG粉砕プロセスでは、硬く処理が困難なぺブルが大量に発生することが知られており、これが常にSAG/AG粉砕工程の能力を制限するボトルネックとなっていました。
HPGRはこれらの硬質鉱石の加工に非常に優れています。従来の破砕機をHPGRに変更することで、ぺブルの効率的な粉砕が可能となり、従来のSAG/AG粉砕システムの能力を大幅に向上させることができます。

HPGRは従来の三次破砕機に代わり、振動スクリーンと閉回路を形成します。金鉱石に発生する多数のマイクロクラックは、ヒープ浸出率や金属回収率を大幅に向上させ、お客様に大きな経済価値をもたらすことができます。

新しい「ボールミルフリー・フルドライ」粉砕プロセスシステムの採用により、電力、鋼材、水の消費を最小限に抑え、特に水不足の地域に適しています。
超微細スクリーンと採鉱用新型選鉱機はボールミルフリー・ウォーターフリーで高効率なHPGRに完全に適しており、鉄鉱石・非鉄金属業界に適用可能です。
HPGRは従来の三次破砕機及び一次ボールミルに代わるものです。超微細スクリーンと専用乾式磁選機を組み合わせることで、ボールミル前に原料サイズを0.5mmまで小さくすることができ、ボールミル前に鉱石品位を向上させ、適格な尾鉱を事前に大量に廃棄することができ、「より多く破砕し、より少なく粉砕し、できるだけ早く廃棄する」という粉砕コンセプトを完全に実現しました。これによって、低品位鉄鉱石の経済的な開発が可能となります。
HPGRは従来の三次破砕機及びボールミルに代わるものです。乾式スクリーニング後の0~0.5mmの原料は、パルプ化(超長パイプライン搬送)後、そのまま次の浮選工程に入ります。リチウム鉱石、銅鉱石、金鉱石、モリブデン鉱石、鉛亜鉛鉱石など、様々な硬岩鉱石に使用でき、原鉱石の水分が多い場合は湿式スクリーニングが可能です。オーバーサイズ品は脱水後にHPGRに戻り、アンダーサイズ品は直接浮選工程に入ります。
HPGRの細粒サイズ分布と鉱物中に発生した多数の微小亀裂により、その後の浮選法でターゲット金属の回収率を高めることができます。
HPGRは、従来のエネルギー消費の大きいボールミルに代わるものであり、大幅な省エネルギーを実現するとともに、新しい精鉱工場や更新プロジェクトでのエネルギー消費を削減します。